還暦過ぎ、未知との遭遇

函館山登山道で、不思議な葉っぱ。

赤い実のようなものが乗っかっている。

 

上から木の実でも落ちてきたのか。

そう思って、葉っぱの一部を指で弾いてみたのだが、

この赤い実のようなものは、動じることなし。


直接、指で動かそうとしたけれど

根を張っているようで、簡単には剥がれそうにない。


全部が全部、葉っぱがこのようになっているかといえば

そうではなく、周囲ではこの1枚だけ。 

家に帰ってネットで調べてみたら「虫こぶ」だという。

虫が葉っぱに卵を産み付けると、こうなるのだとか。

実のようなものの内部で、幼虫が育っているらしい。


なるほど、と驚くやら、感心するやら。

還暦を過ぎるまで、

世の中にこんなものが存在することに気がつかなかった。


しかし、この赤い実のような部分は、

虫に属するのか、葉っぱに属するのか、どっちだろう。