毛色の違う新作。まずは電子書籍で

CD付き詩集の発刊を思い付き、

薄っぺらな詩集(収録は8編のみ)の印刷と

詩にメロディーと演奏を付けた音楽CDのプレスを外の会社に発注。

どちらも仕上がりは今月(2021年1月)の下旬とのこと。


しばらく待つしかないのですが、

もしかして、リンクで音楽を聴けるようにすれば、

1冊の電子書籍でもよく似たことができるのではないか…

てなことを考えつき、試作したところ

どうやらうまくいきそうな見通し。


そこでいきおい、Amazonのkindleストアに原稿を上げたら

本日より発売開始、ということになりました。

(こちらがストアサイト)

函館と関係があるわけではなく

例によっての写真主体の本でもなく、

タイトルは

〈曲付き詩集〉無条件幸福駅から愛国駅へ: 日出る国の明日を思う


還暦より上の世代なら、たぶん覚えていると思います。

かつて北海道の国鉄の「愛国駅」から「幸福駅」へ、というのが

ブームになりましたが、そのパロディ。


敗戦による無条件降伏から、

無条件に平和という幸福を享受できると信じるほど、

安全・安心な国になったわが日本。

しかし、気がつけば、経済も国の守りも固有の文化も、かなり怪しい状況に。

おかしな声に流されないで、もう少し国のことを考えないと、

いったいこの先どうなるのか…

という思いから生まれた短くてマジメな詩集ですが、

世間様はどうお思いになりますことやら。

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