最後を飾る普賢象

港ヶ丘通りから元町公園に下りる階段脇に、

園内の他の桜とは一足遅れで、

今年も普賢象が見事な花を咲かせました。


桜なのに「象」とは、これいかに、

みたいな名前ではありますが、

この桜は普賢菩薩の乗り物である白い象に見立てられ、

2本の雌しべが、象の牙のようでもある

というのがその理由だとか。


ともあれ、なかなかにボリューム感あふれる咲きぶりで、

階段下から眺めると、花のトンネルのようにも見えなくはありません。

写真はすべて本年5月12日に撮ったものです。


長かった函館元町公園の桜もこれで最後でしょうか。

新函館ライブラリ

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