夕張支線あと10日
JR北海道石勝線の夕張支線(新夕張〜夕張)が、今年(2019年)3月いっぱいで営業終了。ついつい気になり、乗りに行きました。
廃線問題がしばしば新聞等で取り上げられる北海道。人口減少著しい函館の市民としては、決して他人事ではないような…
関西に住んでいた学生時代、函館を拠点に、国鉄を使った北海道周遊の旅を満喫した身としては、道内の鉄道路線図が当時とは比べものにならないくらい淋しくなっていることに、ただただ驚くばかりです。
この春のダイヤ改正で、北海道新幹線の東京・新函館北斗間が4時間を切る列車が登場したことが話題になっているようですが、上り・下り合わせて3本のみ。それに誰もが東京駅から乗るわけではありません。
鉄道の旅は、道中もまた楽しいもの。鈍行と急行列車でのんびり旅した学生時代を懐かしく思います。
新幹線の場合、停車駅は少ないし速度が速すぎで、車窓からローカル駅の風情や沿線の町並みを眺める楽しみとは、ほとんど無縁。おまけに車内販売はなくなるし。
道中は、寝るか、読書か、音楽を聴くか、スマホやタブレットをいじるか程度。自分の部屋にいるのと大差なし。そんなわけで、ちょっとでも早く目的地に着きたいと思ってしまうのでしょうか。
まあそれだけに、鈍行の旅を楽しめるローカル線の廃線は残念でなりません。
下の動画は、鹿ノ谷駅手前から夕張駅までの車窓映像。3月22日に撮影しました。
0コメント