摩周丸湾上へ

摩周丸様が入院なさった。

化粧直しということで、錆などの補修。

1年半前に写真を撮ったときでも、かなりの状態だった。

函館湾をはさんで目と鼻の先の「函館どつく」が入院先だが、

引退して30余年、昔取った杵柄とはいかず、

年齢も図体も子どものようなタグボート2隻に曳かれて湾を渡った。

現役を去るというのはこういうことだ。

青函連絡船に取って代わったトンネルを走る特急列車は味気なかったが、

新幹線はさらに味気ない。


クルーズ埠頭を造るより、グルメイベントをするより

青函連絡船を復活させた方が、

観光都市としての魅力がアップすると思うのだが。

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