秋の気配と惜しむ夏


長年暮らした関西と、北海道は函館の季節感のズレにもすっかり慣れたが、

やはり目の当たりにすれば、改めて思う。


今朝、郵便を出しに行くその途中、

幸坂下の栗の木は、すでにたわわにイガを実らせ、

すぐ近くには、まだ朝顔の花。

だがその横で、もうコスモスも咲いている。


よく見れば、木の枝には風鈴が吊されていた。

新函館ライブラリ

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